ビジネス英語 表現

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意志の有無(きつい表現とやわらかい表現):

英語表現の考え方を理解する際、主体となる人の意志の有無という考え方が参考になります。例えば、see と look の違いもこの積極性の違いから生まれます。I can see you from here. は「見える」の意味で積極的意志はないのに「見える」という意味になります。それに対して Look at that. は「あれを見ろ」の意味で、あれに注意を向けろ、という意味が含まれます。このような考え方が他の表現の中にもあります。

例えば「私達はそれを断ります。」などと言う場合も、
例:We refuse your offer. ←「断ります。」という意志が表現されています。
例:We will have to refuse your offer because our budget is limited. ←「断ることはやむを得ない」という意味で私達の意志とは関係のないところに原因があるというニュアンスになっています。

などのような表現が考えられます。どちらがきつい表現か考えてみて下さい。状況によってもどのような表現が適切かは異なりますが、特にきつい表現が必要ない場合は使わないほうが良いでしょう。

例:We will have to take legal action unless we receive the payment by October 15th.
このように法的手段に訴えなくてはならないのは、私達の意志ではありません。という表現を使うことも良くあります。

例: We will close the factory.
→「私達は工場を閉鎖します。」一方的に通告する感じです。
例: We would like to close the factory.
→「私達は工場を閉鎖したいです。」、「~したい」という表現は相手の反応を待つ感じがあります。もう閉鎖することが決まっていて議論の余地がないならこの表現は避けるほうが良いです。
例: Unfortunately, we will have to close the factory.
→「残念ながら、私達は工場を閉鎖しなくてはならなくなるでしょう。」柔らかい表現ですが、工場を閉鎖するのはやむを得ないという感じになります。

良い表現をしたからと言って相手の理解が得られるとは限りませんが、必要以上に相手の反感を買うことはさけるべきです。

 

ビジネス英語 表現

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文の主人公:

例: I enjoyed my summer vacation.
「(私は)夏休みを楽しんだ」などと言いたい場合は”I”を主語にします。
※ My summer vacation was enjoyable. よりもずっと楽しんだように聞こえます。

自分のことを言う場合は”I”を主語に
例:I went to Disney Land with my family.
※ My family including me went to Disney Land. は不自然です。
※”My family went to Disney Land.”は「私の家族はディズニーランドに行きました。」の意味になりますが、”I”は含まれていません。

いきなり”we”を使ってもかまいません。
例:We went to Disney Land.

このように”we”とすると「誰かと行った」ということをほのめかします。意図的に”we”を主語に使い、相手を少し悩ませることもできます。読み手が”I”の生活パターンや家族構成を分かっている場合は適切な判断をします。
依頼表現:

日本語では「どうか~していただきたくお願いいたします。」という具合に言葉自体を強くして説得力を持たせるという考え方をするように思いますが、英語ではこの考え方はあまりしません。英語では相手に何かを強く求める表現を使うとむしろ強要しているような感じにうけとられることがあり、かえってマイナスなこともあります。具体的に事情・背景などを説明して相手が自然にそうしてくれるような書き方が理想です。依頼の場合だけでなく何かを断る場合にも事情説明を付けるとつっけんどんな感じがなくなります。

例:May I borrow twenty dollars from you? I have to go to my sister’s wedding tomorrow, but the bank is closed.
※Don’t ask me anything. Just lend me twenty dollars.
という表現は相手との信頼関係がなければまったく説得力を持ちません。

例:Please send us the report by September 27th, because we need it for our presentation.

ビジネス英語 表現

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英文Eメールライティングの注意事項-表現編

挨拶:

英文Eメールでは会話表現が多く使われます。知り合いにはまるで会話のように”Hi!”などと始めることもあります。How was your weekend? などと尋ねられたら、答えることも大切です。知り合いに対しての英文Eメール
Hi!
How are you?
How’s your work?
How was your weekend?

初めての人に
My name is John White, and I am a researcher at HWC.
※初めての人に対しては自己紹介やEメールの目的の説明などから始めることが多いです。

英語にしにくい日本語表現:

自分の言いたいことを英語にする際は、日本的な表現、慣用表現に気を付けて下さい。訳しても通じないか誤解されることがありえるからです。

「いつもお世話になっております。」
直訳: You have always been taking good care of me.
※とても不自然です。

「いつもお世話になっております。」という表現は非常に日本語的な表現なので訳すことはできません。他の表現に置き換えるしかありません。
例: It’s nice to hear from you again.
例: Thanks for your email of July 25.

例:「お忙しいところ申し訳ございませんが、9時すぎからの会議に出席お願いできないでしょうか?」
直訳: I understand that you are busy, I’m sorry but please attend the meeting from 9:00.
※”I’m sorry”は必要ないです。

例:「明日までに返事がないときは、お電話します。」
直訳: If there isn’t your response by tomorrow, I’ll call you.
日本語を訳すと”there isn’t …”ですが、ここではこの表現は使えません。
If you don’t give me a reply / If I don’t receive any response from you などと人を主語にする表現を使います。

※ there is / are ~ の後は”the”や所有格を付けません。
There is your car. / There is the house. という使い方はできません。