英語の電話でのシチュエーション

global business image on white background

「いつもお世話に…」は英語で何という?
電話をかける際、日本語の「もしもし」は英語では何というべきでしょうか?

もちろん訳せるわけがありません。英語では、すぐに「Hello,This is…」で会話が始まってしまうからです。

では「いつもお世話になっております」はどうでしょうか。これは本当に世話になっているかどうかとはまったく無関係の、「電話の際の挨拶はこういうもの」という慣習です。

当然こんな習慣は欧米にはありませんから、“I am very grateful to you.”などと言うべきではありません。英語によるビジネス電話は、必要な情報のやりとりだけで無駄なく進行することになっています。一般の英会話とは違った電話独自のマナーを覚えましょう。

翻訳すると素っ気ない
A:Good morning, Osaka Corporation.

B:Hello, this is Ieyasu Tokugawa from the Tokyo office.
May I speak to Mr. Hideyoshi Toyotomi, please?

A:Yes. I’ll put you through to Mr. Toyotomi.

・・・・・・・・・・

C:Yes, Hideyoshi Toyotomi speaking.

上記は、ある会社に電話をかけて担当者に電話をつないでもらう際の典型的な例です。

もしこれが日本人同士だと、

「はい。おはようございます。いつもお世話になっております。海山商事でございます」

「おはようございます。私、鳥川物産の鳩田と申します。いつも大変お世話になっております」

「いいえ、こちらこそお世話になっております」

「恐れ入りますが、磯野部長はご在席でいらっしゃいますでしょうか?」

「はい、ただいまおつなぎいたしますので少々お待ちくださいませ」

………

「はい、大変お待たせいたしました。磯野でございます」

文章にしてみると日本語の形式的な語句の多さにあらためて感心します。英語ではシンプル過ぎて素っ気なく感じるくらいがちょうどよいのですが。

日本とアメリカの取引のカルチャーギャップ

%e3%83%80%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%89-3

ベンチャーマインドの違い
日本でベンチャーを起業する際、資金調達の借り入れには担保を要求されます。

アメリカではビジネスモデルそのものを評価され、見込みがあると判断されれば担保なしでも事業資金が調達できます。債務不履行になっても個人に重いペナルティが課されることはありません。投資家は「100社のうち99社が淘汰されても1社が大成長してくれれば十分ペイする」と考えています。

このような考え方の違いが日本発ベンチャーが成功しにくい原因となっているのですが、海外では「日本人はベンチャースピリットが希薄だ」と認識されているようです。

チャンスが何度でも与えられるアメリカ
世界的に大問題となったサブプライムローンですが、アメリカでは住宅ローンが返済不能に陥った人が家を明け渡せば個人的な債務は残りません。

そして自己破産しても3~5年が経過すればまたクレジットカードをつくり、ローンが利用できるようになります。

そしてアメリカでは簡単にサラリーマンが解雇されますが、日本のように正規労働者と非正規労働者の差別はなく、社会保障は同等に受けられます。「安心して失業できる」というと語弊がありますが、正規雇用にしがみつく必要がなく、日米間の就労意識の大きな隔たりが生じる原因となっています。

アメリカ人がビジネス上の競争を好むのは、競争に敗れてもまたリベンジするチャンスが保証されているからかも知れません。

これからグローバルビジネスが進展する中で、日本型の「敗者に重い罰を」方式は日本企業の国際競争力を大きく阻害する足かせとなる可能性があります。

日本とアメリカの取引のカルチャーギャップ

%e3%83%80%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%89-2

アメリカ流のホンネとタテマエ
日本のビジネスマンがアメリカ人と接してよく感じるのは「アメリカ人は自分を『いいヤツ』だと思わせることが上手だが、実際はそうとは限らない」ということだそうです。

特に「対面している時はいい人なのに、メールを出すと返事が返ってこない」など、直接コミュニケーションと間接コミュニ ケーションで非常に温度差が違う傾向があります。どうやら人前ではいつも陽気でものわかりがよい人間を『演じなくてはならない』というのがアメリカ文化らしいのです。

アメリカ企業と取引をするためには、日本とはタイプが異なる「アメリカ流のホンネとタテマエ」などの日米の商習慣の違いを理解してゆく必要があるかも知れません。

YesはYes、NoはNo
「アルカイックスマイル」という言葉は、アメリカ人が日本人に対してよく使う表現です。「黙って笑っている」姿に不気味さを感じるというのです。複雑な英語がわからないので、なるべく質問や意見を言わないようにしている日本人はアメリカ人からこのように見られがちです。

Noと言わないから賛成なのか、質問がないからちゃんと理解しているのかと思っていたら、実はそうではなかった。「それならなぜその場でちゃんと言わないんだ!」というのがアメリカの常識です。

英語の履歴書の書き方

images (5)

英文履歴書の書き方のルール

英文履歴書は一般的なビジネス英語と異なる独自のルールによって書かれます。次のような点に注意しましょう。

  • aTheといった定冠詞は、社名・商品名などの名称に含まれるもの以外省略
  • I やYouなどの代名詞は省略
  • 文章は動詞で始める
  • 数字は1 2 3…のアラビア数字
  • 書体はTimes New Roman か Arial(英文履歴書は手書きしないのが常識)
  • 紙はしっかり厚みのある上質紙・OA用紙・コピー用紙などを使う

日本では履歴書はコンビニや文具店などにある定型のものに手書きするのが常識ですが、英文履歴書は「当人が一番アピールしたい内容」を中心に構成されるため定型フォームというものがありません。だからこそよけいにルールを忠実に守る必要があります。

なお、日本では「大切な書類は手書き」というのが常識ですが、欧米では「大切な書類だからこそタイプライターで清書する」という通念があり「それが現代のパソコンのワープロソフトによる作成」に受け継がれています。

eResumeについて

アメリカでは上記のような英文履歴書をPDFなどのデータファイルにしてメールに添付したり、あるいはフェイスブックや自分のWebサイトなどからダウンロードできるようにしたりという「eResume」も一般化してきています。

日本ではまだ履歴書をファイル送信するというような文化は定着していませんが、今後はIT業界を中心に急速に普及が進みそうです。

一度しっかりしたものを作成するとずっとキャリアを足しながら使用できますから、今から準備しておくとよいでしょう。

 

英語の履歴書の書き方

%e3%83%80%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%89-3

外資系企業では、採用選考に際して英文履歴書(resume)の提出を求められます。

仕事ができない人間だと思われないためにも、英文履歴書の書き方に関してはしっかりとした事前情報をもとに、準備をすすめる必要があります。

日本企業でも履歴書の提出は常識ですから違和感はないと思いますが、問題はresumeの書き方です。日本型の履歴書をそのまま英語にすればよいというわけではなく、スタイルやルールにもいろいろ違いがありますから注意が必要です。

ちなみにresumeはカタカナ語では「レジュメ」「レジメ」などと発音されますが、英語では「レジウム」に近い発音となります。

基本スタイルは3種類
日本の履歴書には基本様式はひとつしかありませんが、英文履歴書には目的別に

Chronological(時系列)…職歴を新しい順に時系列で記載するスタイル
Functional(スキル重視)…自分のスキルを列挙するスタイル
Combination(上記ふたつの複合型)…アピールしたいスキルを最初に強調するスタイル
の3種類があります。

構成要素
英文履歴書は日本でいう履歴書と職務経歴書を兼ね、下記の6つの要素で構成されます。上記の3種のスタイルによって順序が変わり、どの部分を重点的にアピールするかが異なりますが、含まれる要素は共通です。

Contact Information …氏名と連絡先住所
Objective …希望職種
Professional Summary …職歴
Work Experience …アルバイトやインターンなど3以外の経歴
Education …学歴
Skills …スキル

面接 この会社でやりたいことという質問への答え

yjimage (1)

解答は章立てをして簡潔に
Why should we hire you? に対しては、自分の美点や長所を箇条書き風に並べて答えていきます。ひとつずつ指で数えてみせるというアピール方法もあるでしょう。

・I’m always punctual, rarely take time off, and always come well-prepared and ready to go.

これは、「私は几帳面で勤勉だ」ということをまとめて畳みかけています。I’m always punctualだけでは弱いので「滅多に休まないしいつでも用意周到、準備万端」と言葉をかぶせてアピールしています。日本語だとちょっと赤面してしまいますね。

・I can grasp the point of the issue quickly

(私は物事の本質を素早くつかめます=カンがよく冴えています)

日本では「地頭がよい」という表現がよく使われますが、英語ではこのような言い方がポピュラーです。同様の意味でI’m a quick learner.(私は学習能力が高い)という言い回しもあります。

・I’m very confident that I can be a success with this company.

(私はこの会社で成功できると完全に確信しています)

confidentはただでさえ強い表現ですが、そこにveryを重ねてさらに強調しています。英語には程度の違う類義語が多く、その中で一番強いボキャブラリーを使った後にさらに強めたい時にはveryを使います。特に口語ではよく見かけます。

英語の自己PRとは要するに選挙演説か商品コマーシャルのようなもの。「遠慮せず徹底的に自分という商品を売り込め」ということに尽きるのです。

 

 

面接 この会社でやりたいことという質問への答え

ダウンロード (2)

この会社でやりたいことは?
一般的な日本企業の面接では、「あなたは当社でどんな仕事をしたいですか?」という質問が必ずありますが、実はアメリカや日本の外資系企業ではあまりこうした質問は一般的ではありません。(ただし後述するような違う形の質問で、結局は同じことを答えることになります)

なお、明確なビジネスプランやビジョン、アイディアがある人はレジュメを提出する際にプランニングシートとして添付しておいた方が確実に検討してもらえます。面接の際にはそれを簡潔かつ魅力的に補足説明しましょう。

なんで雇わなきゃなんないの?
アメリカの企業や日本の外資系企業の採用面接で一番ポピュラーな質問は、

・Why should we hire you?

というものです。

直訳すると「なんであなたを雇わなきゃならないの?」です。

もし日本企業の新卒の面接で面接官からいきなりこう言われたら、泣いて帰ってしまう学生もいるかもしれません。しかしビジネス英語ではこうしたズケズケとした表現がむしろ一般的です。

これを意訳すると「あなたを雇うことによって、当社にどのようなメリットがあるのか説明してください=自己PRをどうぞ」ということです。「論理的に説明できる」ということがポイントですから、ひるまず対応しましょう。

 

面接での志望動機 外資系企業で

%e3%83%80%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%89-3

Good morning!
ビジネス英語ではGood morningやGood afternoon、Good eveningを使います。HelloやHiは一般的ではあってもビジネスの場にふさわしくありません。

自己紹介では積極的に売り込む
自分の経歴や成功体験、能力や実績を自己紹介する場合、日本では謙遜するのが一般的ですが、英語では誇りを持って堂々と述べることが大切です。誇大 表現はいけませんが、簡潔明瞭に自信をアピールする必要があります。レジュメに記載していることでも、面接者は「どの程度自信があるのか、自分の口で自己 紹介させてみよう」と考えることが多いようです。

Why do you want this job?
「なぜこの仕事がしたいのか?」「なぜ当社で働きたいのか?」という質問は日本でも必ずされますが、Why do you want this job?やWhy do you want to work in us?という質問にはどう答えるべきでしょうか。

Actually, I have three reasons. Firstly,~

Secondly,~

Finally,~

最初に「なぜなら3つの(いくつかの)理由がある」という宣言をしてから、「まず最初に…」「第2に…」「最後に…」「だから私はこの 仕事がしたい」という明確な結論に帰納しなくてはなりません。面接官は理由だけでなくあなたの「論理的思考」をチェックしています。理由は3つとは限りま せんが、3つ程度が適切でしょう。

面接での志望動機 外資系企業で

%e3%83%80%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%89

最近は純粋な日本企業であっても「上司が外国人」あるいは「社内公用語が英語」というところは珍しくありません。今後は英語による面接も増えてゆくでしょう。となると用意する履歴書も英文レジュメになり、面接も英語ということになります。

ここではわかりやすく「外資系企業の面接を受ける」という設定で注意点を指摘してゆきます。第一回目は「あいさつ~志望動機を説明する」です。

相手の目を見てしっかりと握手する
面接では第一印象が大切。外資系では、最初のあいさつの際にかなり近い距離で正面から相手の目を見て笑顔を見せることが重要です。そして握手です が、Firm handshakeという言葉どおりしっかりと相手の手を握りましょう。握手には「自分の決意と情熱を相手に伝える」という意味があります。弱々しい握手 はそれだけで落とされる理由になるのです。

宣誓と誓約
日本語で「私は〇〇します」「それは●●です」と断言するシーンはかなり限られます。相当の確信があっても「~ではないでしょうか」「~だと思いま す」「~できればと思います」という表現が柔らかくて好まれますが、英語ではI think I will be able to~は「多分私でもできると思うんですけれど…(でも自信はありませんけど)」といった弱気な発言に受け止められます。

たとえハッタリであってもI am confident I will be able to~(私にはできると確信しています)を使いましょう。

「ええと…」はNG
英語ではwell…ですが、日本語の「ええと…」はアメリカ人にとってはかなり耳障りなようです。なお、一般的にはアメリカではuhやum、イギリスではerやermを使うことが多く、つまり「アー…」あたりでごまかしておいた方が無難のようです。

Good morning!
ビジネス英語ではGood morningやGood afternoon、Good eveningを使います。HelloやHiは一般的ではあってもビジネスの場にふさわしくありません。

自己紹介では積極的に売り込む
自分の経歴や成功体験、能力や実績を自己紹介する場合、日本では謙遜するのが一般的ですが、英語では誇りを持って堂々と述べることが大切です。誇大 表現はいけませんが、簡潔明瞭に自信をアピールする必要があります。レジュメに記載していることでも、面接者は「どの程度自信があるのか、自分の口で自己 紹介させてみよう」と考えることが多いようです。

Why do you want this job?
「なぜこの仕事がしたいのか?」「なぜ当社で働きたいのか?」という質問は日本でも必ずされますが、Why do you want this job?やWhy do you want to work in us?という質問にはどう答えるべきでしょうか。

Actually, I have three reasons. Firstly,~

Secondly,~

Finally,~

最初に「なぜなら3つの(いくつかの)理由がある」という宣言をしてから、「まず最初に…」「第2に…」「最後に…」「だから私はこの 仕事がしたい」という明確な結論に帰納しなくてはなりません。面接官は理由だけでなくあなたの「論理的思考」をチェックしています。理由は3つとは限りま せんが、3つ程度が適切でしょう。

議事録(Minutes)の書き方

images (4)

挨拶から商談までの実践基礎ビジネス英会話
入国管理局の統計によれば平成24年の外国人入国数は917万人。

これは前年比204万人という大幅な伸びで、1年間に来日する外国人が1,000万人を突破するのも秒読み段階となってきています。

一方、日本人の出国者数は1,849万人。

日本人の1割以上が年に1回以上海外に出ていると考えると(実際は何往復もする人が多いのだろうとは思いますが)、いよいよ英語も本格的に必須化してきたと言えるようです。

そこで、もし仮に英語圏の外人(英語が公用語のアジア諸国を含む)がオフィスを訪問してきたら、どのように対応すればよいかについていくつかビジネス英語の例をあげましょう。

英語でのあいさつ
ビジネス英語の自己紹介は、フルネーム+会社名(所属団体名)が基本です。

◆Good afternoon. I’m Ieyasu Tokugawa from Edo Company.

「Good morning」「Good afternoon.」などで始まり、I’m~で自分のフルネームを伝えます。日本人はMy name is~を使いたがりますが、I’m~がスタンダードです。

◆Thank you for taking the time out of you busy schedule to see us.

◇.It’s my pleasure.

「お忙しいところお時間を頂きまして…」「どういたしまして」というやりとりは日本と同様です。互いに名乗り合った後、初対面の同行者がいる場合は相手に紹介しなくてはなりません。

◆This is our section manager, Ms. Sena. (わが社のセクションマネージャーの瀬名です)

◇How do you do?

ビジネス英語ですので、少々格式ばった挨拶が無難でしょう。

なお、社内の人間や身内を紹介する場合はThis is~でサラッと流しますが、社外の人を紹介するとなるとキチンとしたマナーが要求されます。